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プレイヤーキャラクターのイラストを展示しています。
レゾナンスアップデート以前に公式ページで公開されていた設定ログも載せています。

クロエ・表情パターン
クロエ・設定
Episode2
クロエ・ダ・フォンティナ

17歳。豊かな金髪と、サファイアのように輝く瞳を持った誰が見ても完璧な美女。

非常にそれを嫌っているのですがとにかくいつもドレスに身を包み、美しい身なりをしています。
アノマラドにおいて、王妃と、クロエの母を除けば最も身分の高い女性でもあるため、他人の賞賛には慣れきっていて常に完璧に見えるよう自分自身をつくろうことができます。
アノマラドの最高貴族の令嬢であるため、不本意ながら何度も、よくわかりもしない貴族の息子と婚約しては破談をしました。 今でもフォンティナ家に並ぶため、クロエと婚約したいと思う貴族は国内外を問わず大勢います。 クロエが婚約者にまったく気を遣わないのは、こんなふうに何度も婚約者が変わったからです。
フォンティナ家はアノマラド王妃であるアンリチェを輩出したこと、そして現国王アノマラド1世による新王朝樹立の際、 積極的に助力をしたことで、国内では無双の権力を誇っています。 クロエがどの貴族と結婚するかということは、政治的には非常に重要な問題であり、幾多の貴族が相も変わらず競争しています。 クロエは、「家門」と「外見」以外のもので自らを証明したいという欲求が深まっています。 鋭敏かつ明晰な女性であり、自らが特別な運命を持った人物であることを理解していますし、世の行く末をかすかながらも悟っている人物でもあります。

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他人の期待に応えなかったことがない完璧な貴族ですが、自分自身に厳格すぎる一面があり、また自身に対する評価もすこぶる低いです。 高いプライドに合致しない自らの評価であるため、内面ではいつも葛藤しています。けれど、それを絶対に他人には見せません。
だましたり、卑怯な方法を利用する必要がない地位にあるせいでクロエは公正ではないことと卑屈な態度を軽蔑しています。 原則と正道を外れることがなく、権力を利用することになんらためらいもありませんが、その権力で不当な利益を得てはいけないという強い信念も持っています。


宿命(Moira)を模索する氷の薔薇

アノマラドで最高権力を持つフォンティナ家に生まれたクロエには、自分の知的好奇心を満たせる情報をいくらでも集めることができました。 新王朝成立後は父の蒐集した「アケロス王朝」の古書、手に入りにくい魔石、そういったものを、クロエは願うだけで自分のものであるかのように入手できたのです。
“影のイウェリド”以後、命脈尽きたと言われる“シエン(Xien)”を手に入れるため、クロエは実験を敢行。 その際予期しなかった“事件”が起き、それを通じて異常なまでの魔力を手にします。
その対価は想像以上に大きなものでしたが、クロエは自らの選択に伴う業から逃げ出さないことを決意します。


ファム・ファタル(Femme Fatale)

“世界の危機”に気づいたクロエは、その痕跡を追ってナルビクに向かいます。 目の前で消えてしまう文字、それは彼女の予感が正しかったという証拠。現実に、何かが起きそうな状況でした。 いまだ漠然とした自らの“宿命(Moira)”を追って、彼女は恐れを捨て一歩を踏み出すことを決意します。
“お金と権力があっても、暮らしていけないことがあるということを理解できますか?”
“この人生、半分は私のもの。それさえ確かなら、他のものはどうだっていい。どんな宿命が待っていても……それが私のものだというのなら、 喜んで、しっかりと握り締めて、絶対に逃がさない”


フォンティナ家

アノマラド国王チェチェルの下、名実ともに最高の権勢を誇る家門。
現当主であるアントニオ・ダ・フォンティナは、チェチェルとともに南部領土を平定し、王政復活に寄与した一等功臣であり、 現王妃で、アントニオの妹でもあるアンリチェもチェチェルを手伝って作戦参謀で活躍した切れ者でした。 アノマラド王国内で、フォンティナ家を無視できる人間などほとんどいません。


アケロス(Achelos)

大昔に存在した魔法王国「ガナポリー」の継承者を自任する「王立図書館」にはガナポリーの危うい知識までも保管していたと伝わっています。 テルニピ帝国が大陸を統一していた時期にも、心細いながら独立を維持していました。 テルニピ帝国が分裂されてバンダレックス・ダ・アノマラドというテルニピ王家の一族が現れ、“テルニピの継承”を名分に「アノマラド王国」を建国。 その後、王立図書館はアノマラドの一地方に編入されます。
アケロスが集めた王立図書館の数多の資料だけでなく、古代人の知恵を伝えるシエン(Xien)、がナポリのあらゆる実験も結局伝説としてだけ伝わるようになりました。 偉大な預言者だった“影のイウェリド”(イウェリド・ド・ローランド Eweride de Roland)、滅亡していくアケロスの知識、 それらが消え行くことを惜しんで大陸各地に伝えようと放浪を続けた“ミラク(Mirach)”など、ロマンチックな伝説として人口に膾炙されています。


シエン(Xien)

今は滅亡した、古代種族が使っていたと伝えられる忘れられた古代言語。28字で構成されたこの言語は、14の太陽文字、14の月の文字を混合して使われていたといいます。 現在アルミド大陸で共用魔法言語で使われる「ユニクロン・エルト」(Unicron Elt)は、シエンを簡略化して易しく再構成したものです。
シエンの特徴は、言語の簡潔さと重義性、語彙に内包された強大な魔力。このため古代種族たちは言葉を発するにあたって慎重に慎重を重ねたと言われています。 なぜなら、シエンは発言者にもその言葉の力が返る特性があり、シエンの重義性と魔力が、発言者を死に追いやることもあったからです。


セティリア(Setiria)

クロエの護衛兼侍女で、正確な年齢は不明ですが外見的にはクロエと同じくらいに見えます。 非常に幼かったころ、親に捨てられ、下女としてフォンティナ家にやってきて、剣の練習を始めました。
セティリアの名前は2番目の月「シエナ(Shienna)」の愛称であると同時に伝説的な剣士である“赤い瞳のセティリア”から取り、クロエが直接名づけてくれました。
クロエの記憶しているセティリアは、あどけなくて陽気な子供でしたが、ある“事故”をきっかけに、 感情を失ったかのようにきわめて無愛想で規律に厳しい人間へと変わってしまいました。